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2007年11月15日

カズオ・イシグロ

以前に「考える人」と言う雑誌でアンナー・ビルスマ
カズオ・イシグロがお気に入り」と書いてたので、どんな作家
なのか興味が湧き読んでみました!(私ってミーハーだ!)

Hinonagori日の名残り  
この本はイギリスでもっとも権威のあるブッカー賞を受賞した作品。
ストーリーは、名家に仕える執事が昔一緒に働いていた女中頭を訪ねて旅に出る。という話。

物凄くおさえた、堅苦しい文章(大奥のナレーションみたいな感じの文章)で一見無表情な感じを受けるんだけど、読んでると物凄く表情豊かで人間臭いのです。
昔仕えてた主人の事を尊敬してるんだけど、今世間ではその主人の事を悪く言う人が多くて、自分がそこで勤めてたことを言えなかったり(その後、なんやかんやといい訳をする所が面白い)
昔一緒に働いてた女中頭のミス・ケントンに好意を寄せていたと思うのに全くそんなそぶりは見せなかったり、彼女から貰った手紙を何度も読み返し深読みしたり・・・(その後もいい訳をしてる)

なんだか”日本の男”というか、自分を出せないから”執事”という役を演じるしかないというか・・・
最後のほうはウルッと来るんだけど、全体的には楽しい作品でした。

次に・・・

Neverわたしを離さないで

これは・・・思ってもいなかった話でした。ストーリーは書かない方が良いと思うな。
始め、介護人とか提供者とか保護官とかヘールシャムとか訳分かんない言葉が羅列されていたので、「誤訳かな?」と思いつつ読んでたんだけど、読むうちにだんだん分かってくるんですよ。

始めのページからの自分の中に湧いた「もしかして」という予想が
だんだん「そうかも・・・」から「そうなんだ・・・」になってく感じ。

しかし、よくこんな設定を思いついたもんだ・・・


なかなか2冊とも面白い本でした。
多分、「好きな人」と「そうじゃない人」がパッキリ分かれるんじゃ
ないかなぁ~と思います。
私は「日の名残り」の方がオススメですね~

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コメント

mihoさん、相変わらず読んでますね、おっそい自分には羨ましいペースですよ。因に自分は今「愛の妖精」ジョルジュ・サンドを読んでいます。因に「のだめ」は未だです。そして、ナクソスのオンラインもう一寸安けりゃいいのに!
昔からのレコードハントもオリジナルプレス命でやってきたので、ジャケ無し盤無しデータにはどうもまだ抵抗があります。でも、楽譜はPDFで落としてますけど。
っていう、複合スレ話しでスミマセン!

ショパンの愛人ですねぇ~ 男装の麗人!
そういやこの人、もの書きでしたねぇ~
面白いですか???

私は物凄く本を読むのが早くてイカンのです。
多分、細部まで読めてないのだと思います。反省・・・

ナクソスはデータでダウンロードをする事ができず、”試聴”の形式と同じような感じで音楽を聴くんです。CDまでは買いたくないけど、ちょっとどんな曲なのか聴いてみたい!と言う時には凄く便利だと思います。

のだめ18巻のリサイタルで弾いた曲をピックアップし、弾いた順番で聴いてみる・・・なんて楽しみ方をしてました。

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