おしゃべり目玉の貫太郎
最近、このブログに目玉目玉と書きすぎてるなと思うんだけど
今日も目玉・・・
おしゃべり目玉の貫太郎 鈴木 公子著
47歳の働き盛りの夫がゴルフのプレイ中に崖から転落し
コンクリートの側溝に頭を強打して意識を失った。
脳幹部の太い動脈に血栓が生じ、眼球しか動かない
ロックトイン症候群(閉じ込め症候群)になってしまった。
外の世界と繋がるのは唯一動く目玉だけ。
どうやって会話するの??どうやって食事をするの??
様々な困難を乗り越え、涙と笑いの45年間を綴った物語。
前に「潜水服は蝶の夢をみる」という本を読んだんだけど
あれはロックトイン症候群になった本人の目線で書かれた本。
今回のこの本はロックトイン症候群になった夫を介護する
妻が書いた本。
この本を読んで思ったことは「介護する人はこんな風に考えると
介護する事が少しは苦痛ではなくなるのかもなぁ~」ということ。
著者は自分の休憩と称して、夫をおいて山登りに出かける。
何でも「自分がしなくては!」と背負い込むのではなく
介護する人のほうにも、自分の人生を楽しむ時間を持つことは
とても重要であると思う。
それから入院している病院にいる看護師に対してのハナシも
時々書かれていて勉強になった。
やっぱり素晴らしい機器が備わってるとかではなくて
人と人として接する事が患者さん、患者さんの家族さんへの
満足度に通じるんだなぁ~と思った。
うん、やっぱりこの間インターンシップに行った病院に行こう!
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